メモリ指向アーキテクチャーをわかりやすく
2018年期待の大きいITインフラ技術
日経BP社が主催する、楽天や国立情報学研究所の有識者5名が選ぶITインフラ技術。ITインフラテクノロジーAWARD2018。そこで、ブレークの高い可能性が高いとされた技術がメモリ指向アーキテクチャーである。
何のための技術か?
PCの処理を素早くする為の技術である。通常PCはデータが大きくなりすぎてしまうため、補助記憶装置にデータを保存する。補助記憶装置は沢山のデータを保存できるといったメリットがある。しかし、補助記憶装置にデータを保存すると、アクセス速度が遅くなる。つまり、保存したデータを取り出す場合、時間がかかってしまうのだ。
メモリ指向性アーキテクチャーの展望
このアーキテクチャー(仕組み)を使用することで情報の取り出し速度がミリ単位からナノ単位になるという。つまり100万倍早くなるということだろう。情報が増えた時代において、素早く情報の出し入れができるというのは、とても重要になってくる。顧客データ400万人分を扱うとなった場合でも、企業にとって、この技術は大いに貢献が期待できる。